「待つ」ということ
ある調査では、会社員が探し物に費やす時間は年間6週間分
にも及ぶそうです。
必要なものがサッと取り出せるように、身の回りや頭の中を整
理整頓しておく。
頭の中では理解できても、実行が伴わない・・・。
甘いなー。。。
そんなわけで、
今日も探し物が見つかるまで30分掛かりました(^^;。
その探し物というのは、9月13日に掲載された、とある新聞記事。
初めて読んだ時に気にも止めなかったのですが、今になってじわ
じわと効いてきて、再読せずにはいられない状態に。
過去の新聞を引っ張り出しては読み返すこと30分。
とうとう見つかりました。
その記事とは、
ロングセラー本のレビュー。
「待つ」ことって大事なんだよ、レビュワーが感想を簡潔に述べられ
ています。
記事を一部抜粋します。
****
『「待つ」ということ』 鷲田清一 著
「待つ」ことは、人の心が試される大切な行為だ。
神の訪れや事の成就を待つ。
ところが、携帯とコンビニが常識となった社会は、待つ必要の無い・
待てない社会になったと著書は言う。
現代は待機の焦慮からは遠いが、それを希望に変え是正する契機
も失う。
自分を超えるものに感受性が働かない。
(中略)
年輪を重ねて満ちる力と豊かさは、どんな時代でも必要だろう。
****
騒ぐほどの記事ではないですか?すみません・・。
「早く!早く!」
と自分や周囲をせかしてばかりいては、一時はいいかもしれません
が、これを続けていると疲れるばかりです。
「早く!」と思ったら、あえて待ってみる。様子を伺う。考える。
案外、『急がば回れ』でうまくいくのかもしれません。
そんなことを考えていたら、できていない自分がいました。
ありゃりゃ。。。。よし、明日から。
関連記事