えんがわ

ダマ

2011年01月03日 23:57


元旦と2日は見事な冬晴れ。

実家の縁側では、一緒に帰省したお地蔵さまがのんびり

ひなたぼっこ。

柔らかくて温かい陽射しが、降り注いでいます。

一緒にひなたぼっこをしながら、幼少時代のことを振り

返ってみました。

 :

ダマ少年は、この縁側に玩具を持ち込んで弟と遊んだり、

外の景色や農作業を眺めてたりしたものです。

晴れた日の昼寝は最高に気持ちが良かった!のですが、

背中を日に乾したまま放っておくと、目覚めた時には風邪

を惹いてて祖母に幾度となく怒られました。

柱に掛けてある温度計を毎朝見に行って、気温を家族に伝

えたりもしてたな。

縁側から見える風景から、働く人の背中や、天候と向き合

う暮らし方など、知らず知らずのうちに数多くのことを学

んでいました。

 :

また、「縁側」というのは、読んで字のごとく、一服した

人々の縁を結ぶ大切な憩いの場でもあります。

農作業の合間に一服し、次への活力に繋げるメリハリの付

け方もここで学びました。

 :

築100年を経た日本家屋は、学びの宝庫です。

そして、

繋がるいのちもまた、たからもの。


人生、学びだらけ!!






ひなたぼっこを終えたお地蔵さま。

体が芯から温まっていましたよ。



関連記事