元旦と2日は見事な冬晴れ。
実家の縁側では、一緒に帰省したお地蔵さまがのんびり
ひなたぼっこ。
柔らかくて温かい陽射しが、降り注いでいます。
一緒にひなたぼっこをしながら、幼少時代のことを振り
返ってみました。
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ダマ少年は、この縁側に玩具を持ち込んで弟と遊んだり、
外の景色や農作業を眺めてたりしたものです。
晴れた日の昼寝は最高に気持ちが良かった!のですが、
背中を日に乾したまま放っておくと、目覚めた時には風邪
を惹いてて祖母に幾度となく怒られました。
柱に掛けてある温度計を毎朝見に行って、気温を家族に伝
えたりもしてたな。
縁側から見える風景から、働く人の背中や、天候と向き合
う暮らし方など、知らず知らずのうちに数多くのことを学
んでいました。
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また、「縁側」というのは、読んで字のごとく、一服した
人々の縁を結ぶ大切な憩いの場でもあります。
農作業の合間に一服し、次への活力に繋げるメリハリの付
け方もここで学びました。
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築100年を経た日本家屋は、学びの宝庫です。
そして、
繋がるいのちもまた、たからもの。
人生、学びだらけ!!
ひなたぼっこを終えたお地蔵さま。
体が芯から温まっていましたよ。