(若干興奮気味の文章を、お許し下さい・・。)
2010年3月20日をもって、渋川小学校136年の歴史に幕を
閉じました。
この日、最後のお別れと思い、地元主催の閉校式に出席
しました。
正直なところ、閉校という言葉からの連想で、辛く悲しく、
湿っぽい雰囲気になるだろうと思っていたのですが・・。
これからの発展を予想させるような希望に満ちた式典だっ
たのです!
底力はまだまだあるぞ!と思わずにはいられませんでした。
と思えるのは、この人たち、「早稲田大学応援部」の功績
でしょう。
なんと、あの早稲田大学の平成21年度の団長が渋川出身な
んですと!
(どこどこの息子で、親父そっくり!、という声が飛んだ
のは、土地柄ですね。)
このタイミングで名門大学の団長となり、ブラスバンド、
チアリーダー、司会役の友人(東大応援の団長!)を引き
連れての、堂々たる凱旋ステージ。
「奇跡のめぐり合わせ」としか言いようがありません。
ご本人曰く、「心の故郷に錦を飾り、最後の恩返しと思って、
120%の力の限り、お世話になった渋川小にエールを贈る!」
との弁。
こんな事を言われたら、グッとくるじゃないですか!
そんな彼らが、コンバットマーチや大進撃(本物ですよ♪♪)
を次々と披露。まるで高校野球を見ているかのよう♪
120%の力というのは、小編成ながら圧倒的な音圧です!!
この迫力はなかなかお目に掛かれません。
その後、ひよんどりをモチーフにした演奏や、地元小学生と
のコラボ「渋小応援歌(演奏付!)」。
最後は、参加者全員による校歌斉唱でステージは終わりまし
た。
渋小校歌は、昔、音楽の先生が「こんな素晴らしい歌詞とメ
ロディーの校歌はなかなか無い」と絶賛していた記憶がふい
に蘇りました。思わず涙が・・・。
こんなに盛り上がっていいのか!と思うほどの熱いステージ。
コンサートでもないのにアンコールの拍手が鳴り響くほど
心を打つパフォーマンスでした。
アンコールは、「固い組織なので・・」と笑いを誘いつつ、
在校生から感謝のプレゼントが手渡されました。
過去、内閣総理大臣賞を受賞したこともある「花いっぱい運
動」校らしく、花束のプレゼント。
最後の最後に、団長からこれから引佐北部小へ通う後輩へ熱
いメッセージが・・。
:
この熱い直球のエールをそれぞれの胸にしまい、在校生と我々
卒業生は、明日からまた新たな一歩を踏み出します。
皆、涙を流しましたが、それは前向きな気持ちの涙です。
・・次回に続く